介護施設運営と製造業の共通点

私には93歳になる父がいて、この一年ほど介護施設を探し、ようやく新たな住居に巡り合えました。
経営者として、また家族として介護の現場に関わる中で、製造業の利益構造とまったく同じ本質に気づかされました。
限られた資源で、成果を最大化する
介護施設を見て回って気づいたのは、費用の高さと質の高さは、必ずしも比例しないということです。
人・時間・お金という限られた資源を、どこにどう配分するかによって、成果は大きく変わります。
これは工場運営とまったく同じ構造です。
コストをかければ良いものができるとは限らず、資源配分の設計次第で、質と利益は両立できます。
人を大切にする組織は、利益も残る。
スタッフが一人ひとりの利用者としっかり向き合っている施設は、家族である私たちにも安心感があり、結果として選ばれ続けています。
工場の現場でも同じで、一人ひとりを大切にしない組織は離職が増え、教育コストがかさみ、結果として利益を圧迫します。
現場品質は、介護でも工場でも同じ。
パンフレットや資料だけでは、本当の現場品質はわかりません。
実際に足を運び、スタッフが利用者や製品にどう向き合っているかを見て初めて、本当の違いが見えてきます。
介護施設選びで痛感したこの感覚を、私は経営診断の際にも大切にしています。
人を大切にする組織づくりは、業種を問わず利益に直結します。
私は、人を大切にしない組織に、利益は残らないと考えています。
食品製造業をはじめ、人を大切にする組織づくり・現場改善を支援しています。
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