コラム

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売れている商品を、やめる決断ができますか

事例紹介

売上が大きい商品は、会社に貢献している。そう考えるのは自然です。

しかし、製品別に採算を見直すと、売れるほど利益を失っている商品が見つかることがあります。

売上だけでは見えないコスト
原材料費や直接労務費だけでなく、段取り替え、小ロット対応、歩留まり、廃棄、手直し、在庫、品質対応まで含めて考える必要があります。
営業から見れば大切な売上でも、工場では大きな負荷を生んでいることがあります。
部門ごとの数字だけでは、本当の採算は見えません。商品が受注されてから出荷されるまでを一つの流れとして見ることが必要です。

『やめる』には、人の思いも伴う
私は実務の中で、赤字商品の停止や非効率ラインの廃止に取り組みました。
止める判断には、売上が減る不安、取引先への影響、長年関わってきた人の思いが伴います。
数字だけを示し、「赤字だからやめる」と言えばよいものではありません。
なぜ見直すのか。何を守るための決断なのか。
空いた人、設備、時間を、どの成長分野へ振り向けるのか。
未来の姿まで示して、初めて人は前を向けます。

守るべきものは、会社が続く力
採算の合わない仕事を続ければ、人と設備が拘束され、伸ばすべき商品へ資源を振り向けられません。
何を売るかだけでなく、何をやめ、どこへ人、設備、資金を振り向けるか。
その選択が、会社の将来の利益構造を決めます。
守るべきものは目の前の売上だけではありません。
会社が価値と利益を生み続け、働く人たちの生活を守り続けられる構造です。

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